キャッシュアウト計算機
この計算機の使い方
元のベット、現在のオッズ、ブックメーカーの提示額を入力します。計算機が現在のマーケットからマージンを除去してポジションの適正価値を算出し、提示額がそこからどれだけ離れているかを表示します。
元のベット額とオッズを入力します。パーレーの場合は、全選択の合成オッズを使います。
現時点でベットが的中する側のオッズと、マージンを除去するための反対側のオッズを入力します。
キャッシュアウトの提示額を入力すると、適正価値より何%高いか低いかが表示されます。
ブックメーカーはキャッシュアウト額をどう決めるか
キャッシュアウトの提示額はブックメーカーの好意ではなく、ひとつの価格です。ブックメーカーはベットが現時点で勝つ確率を見積もり、それに想定払戻金を掛け、そこから一部を差し引きます。ほかのマーケットにマージンを組み込むのと同じやり方です。
適正価値とは、この差し引きをしない計算、つまり現在の勝率 × 想定払戻金です。この計算機はライブオッズから確率を推定し、マーケットの両サイドを入力すればマージンを除去したうえで、提示額を本来比べるべき数字と並べて表示します。
計算例:その提示額は適正か?
試合前に4.0のオッズで$100をベットしました。ベットしたチームがリードしていて、現在のマーケットではこのベットが勝つオッズが1.50、反対側が2.75です。ブックメーカーのキャッシュアウト提示額は$235です。
キャッシュアウトが理にかなう場面
純粋な期待値で見れば、キャッシュアウトはたいてい損です。ブックメーカーは提示額に自社のマージンを織り込むため、提示額は適正価値を下回りがちで、応じるたびにポジションの一部を手放すことになります。長期的なEVだけを重視するなら、基本はキャッシュアウトせず、結果が出るまで持ち続けることです。
ただし、資金の事情がそれに優先することもあります。1つのベットが資金(バンクロール)の大きな割合を占めているなら、後で少し多く見込める金額より、今確定する金額のほうが価値を持つ場合があります。これは価値ではなく分散についての判断で、まっとうな判断です。プロも分散を減らすことは日常的にしています。ただし、必ず適正な価格で行います。
提示に応じる前に、ヘッジと比べてみましょう。ヘッジとは、別のブックメーカーやエクスチェンジでポジションの反対側にベットすることです。ヘッジなら最も良い価格を自分で探せるため、ブックメーカーが提示する金額を上回ることがよくあります。その計算はヘッジ計算機で行えます。
なぜ現在のオッズからマージンを除去するのか?
ベットのオッズにはブックメーカーのマージンが含まれているため、そのまま読むと勝率が過大になり、適正価値も膨らみます。反対側のオッズも入力すれば、計算機が乗法でそのマージンを取り除きます。仕組みは次のツールと同じです: マージン除去計算機. 片側のオッズだけでも計算はできますが、その場合は確率がマーケットの純粋な推定ではなく、ブックメーカーがマージンを上乗せした数字であることを表示します。
よくある間違い
ベット額を上回る提示額でも損な取引になり得ますし、下回っていても適正な場合があります。意味のある比較は、ポジションの現在の適正価値(確率 × 払戻金)との比較だけです。
片側のオッズだけを使うと、確率の推定にブックメーカーのマージンが残り、適正価値が膨らみます。価格があるなら、現在のマーケットの両サイドを必ず入力しましょう。
キャッシュアウトは、1社のブックメーカーが出す1つの提示額にすぎません。ほかのブックメーカーでポジションの反対側にベットすれば、実質的により良い価格で手じまいできることがあります。応じる前に、両方の出口を比べましょう。
試合中のひやりとする場面でオッズが動くと、提示額もマージンを乗せたままそれに追随します。適正価値、提示額、ヘッジした場合の結果という数字で判断しましょう。
よくある質問
ブックメーカーはキャッシュアウトの提示額をどう計算していますか?
一般的なのは、ベットが現時点で勝つ確率を推定し、想定払戻金を掛けて、そこからマージンを差し引く方法です。マージンの大きさはブックメーカーやマーケットによって異なるため、提示額はマージン除去後の適正価値と毎回比べる価値があります。
キャッシュアウトの適正価値とは?
適正価値とは、ベットの現在の勝率に想定払戻金を掛けたものです。マーケットの両サイドの現在のオッズを入力すると、計算機はまずブックメーカーのマージンを除去するので、確率はブックメーカーが上乗せした価格ではなく、マーケットの見方を反映したものになります。
キャッシュアウトする価値はありますか?
期待値だけで見れば、たいていはありません。提示額は適正価値を下回ることが多く、キャッシュアウトのたびにEVの一部を手放すことになります。それでも、そのベットが資金の大きな割合を占めているとき、お金が必要なとき、新しい情報でポジションが不利になったときには、妥当な選択になり得ます。
キャッシュアウトの提示額が適正価値より低いのはなぜですか?
キャッシュアウトは、ほかのマーケットと同じく、ブックメーカーが自社のマージンを乗せて価格をつける商品です。提示額は通常、ポジションの現在価値からそのマージンを引いたものなので、ポジションの本来の価値を下回ります。その差が早期決済の代償です。
パーレーのキャッシュアウトにも使えますか?
使えます。元のオッズにはパーレーの合成オッズを、現在のオッズには残りの選択の現在の合成オッズを入力します。パーレーの反対側の価格があれば、追加してマージンを除去してください。ない場合は、片側のインプライド確率を使い、その旨を表示します。
現在のオッズからマージンを除去すると何が変わりますか?
マーケットの両サイドのブックメーカーオッズが示す確率は、合計すると100%を超えます。この超過分がマージンです。マージンを除去すると本当の勝率を推定でき、片側のオッズをそのまま読むより正確な適正価値が得られます。
キャッシュアウトの提示額が適正価値を上回ることはありますか?
あります。多くは、ブックメーカーのキャッシュアウト価格が急変するマーケットに追いついていないときや、オッズの更新が止まっているときです。その場合は計算機が知らせます。マージン除去後の適正価値を上回る提示額なら、ポジションの現在の価値以上の金額を確定できます。
キャッシュアウトよりヘッジのほうが得ですか?
ほかのブックメーカーやエクスチェンジがベットの反対側に良い価格をつけていれば、多くの場合そうです。ヘッジとは、入手できる最も良いオッズで自分のポジションの反対側にベットすることなので、ブックメーカーの提示額をそのまま受け入れるのではなく、自分で価格を選べます。 ヘッジ計算機 では、正確なベット額と、それぞれの出口で確定する金額がわかります。
提示額はブックメーカーの価格ではなく、シャープな価格と比べる
キャッシュアウトの提示額は、ベットに価格をつけたのと同じブックメーカーが、マージン込みで出しているものです。受け入れる前に、シャープなブックメーカーがそのポジションをいくらと見ているかを確認しましょう。現在のオッズからマージンを除去して比べます。Bet Heroは400社以上のブックメーカーのライブ価格をリアルタイムで追跡しているので、提示額、ヘッジ、ベットを持ち続けることのどれが最善の出口かがわかります。