ダッチング計算機
この計算機の使い方
同じマーケットでバックしたい各選択のオッズを入力します。計算機は、どれが勝っても同じ利益になるようにベット額を振り分け、利益の出る配分がないマーケットには警告を表示します。
同じマーケットの2〜12の選択について、オッズを入力します。出走馬や結果を増やすには「選択を追加」を使います。
合計ベット額モードでは、決めた予算を配分します。目標利益モードでは、決めた額の利益を得るのに必要な各ベット額と総ベット額を計算します。
各ベット額、均等な利益、ROI、インプライド確率の合計を確認します。取引所でベットする場合は、手数料も入力してください。
ダッチングとは?
ダッチングとは、同じマーケットで複数の選択にバックし、それぞれのベット額をインプライド確率に比例させる手法です。どの選択が勝っても、払戻金は同じになります。
この手法は一般に1930年代の競馬場が起源とされ、今でも仕組みは変わりません。1を各選択のデシマルオッズで割って合計し、その比率でベット額を分けます。合計が100%未満なら、利益の出るダッチングが成立します。
計算例:3つの選択
同じレースの3頭に、オッズ4.0、5.0、6.0で合計$100をベットします。
ダッチングとアービトラージの違い
ダッチングもアービトラージも複数の結果にベット額を分けますが、対象範囲が異なります。ダッチングは1つのマーケット(多くはレースやアウトライト)の中で複数の選択にバックし、残りの出走馬はあえてカバーしません。アービトラージは、異なるブックメーカーでイベントのすべての結果をカバーします。
この違いがリスクの性質を決めます。正しくベット額を決めたアービトラージは、すべての結果をカバーしているので負けません。ダッチングは、バックした選択がどれも勝たなければ総ベット額をすべて失います。つまり、複数の選択をまとめた1つの結果に、合成オッズでシングルベットするのと同じです。
各ブックメーカーのオッズでマーケット全体をカバーでき、合計が100%を下回るならアービトラージ計算機を使いましょう。出走馬の一部にだけバックしたいとき、たとえば12頭立てのレースで実力以上のオッズがついている3頭に、どれが来ても同じ利益でバックしたいときはダッチングを使います。
ダッチングが有効な場面
ダッチングでエッジが生まれるわけではありません。ベット額を配分し直すだけなので、計算上は合成オッズで1回ベットするのとまったく同じです。選択に実力以上のオッズがついていなければ、個別にバックするのと同じペースで負けていきます。
本来の使い方は、複数の候補にまたがるバリューベットです。2つか3つの結果について、それぞれオッズが本当の確率より高いと考えられ、どれか1つに絞れないとき、ダッチングならどれが来ても同じ利益を確定できます。選択のインプライド確率の合計が、自分が見積もった本当の確率の合計より高いなら、そのベットは見送りましょう。
ほとんどの取引所は、ベットごとではなく、マーケット全体の純利益に手数料をかけます。すべての選択が同じマーケットにあれば、負けたベット額が勝った選択の払戻金と相殺されるので、配分は元のオッズのままで、均等な利益が手数料率の分だけ減ります。手数料率を入力すれば、実際に手元に残る額がわかります。
よくある間違い
均等な利益は安心に感じられますが、選択に実力以上のオッズがついていなければ、なだらかに負けていくだけです。インプライド確率の合計はパッケージの価格を示すにすぎず、それとは別にバリューが必要です。
1社のブックメーカーですべての結果にバックすれば、オーバーラウンドをまるごと抱えることになります。インプライド確率の合計が100%を超えていれば、どう配分しても負けます。計算機はその額を正確に表示します。
取引所はマーケットの純利益から手数料を差し引くため、確定する利益は元のオッズから想定されるより小さくなります。ベットする前に手数料率を入力し、実際の額を確認しましょう。
最初のベットをした後でオッズが下がると、配分のバランスが崩れます。残りをベットする前に、実際に取れるオッズで再計算しましょう。
よくある質問
ベッティングにおけるダッチングとは?
ダッチングとは、同じマーケットの複数の選択にバックし、どれが勝っても同じ利益になるようにベット額を決める手法です。合計ベット額は、各選択のインプライド確率に比例して配分します。
ダッチングで利益は出ますか?
選択に、実際に勝つ確率以上のオッズがついている場合に限ります。ダッチングはベット額の決め方であって、エッジではありません。長期的に利益を出すには、インプライド確率の合計が100%未満であることに加え、選択そのものの期待値がプラスである必要があります。
ダッチングとアービトラージの違いは?
ダッチングは1つのマーケットの複数の選択に、通常1〜2社のブックメーカーでバックし、どれも勝たなければ負けです。アービトラージは異なるブックメーカーでイベントのすべての結果をカバーするので、正しくベット額を決めれば負けません。ダッチングはベット額を分ける手法にすぎず、アービトラージは仕組みそのものにリスクがありません。
いくつの選択でダッチングすべきですか?
この計算機は2〜12選択に対応しています。選択を増やすほどインプライド確率の合計が上がり、的中したときの利益は下がるので、ダッチングでは2〜4選択に絞るのが一般的です。
ダッチングはベッティングエクスチェンジでも使えますか?
はい。ほとんどの取引所は、ベットごとではなくマーケット全体の純利益に手数料をかけるため、負けたベット額が勝った選択の払戻金と相殺されます。計算機は元のオッズでベット額を配分し、均等な利益を手数料率の分だけ差し引きます。
ダッチングは合法ですか?
はい。ダッチングは、ライセンスを持つブックメーカーでの通常のバックベットを複数に分けるだけの方法です。ほかの勝てる手法と同じく、勝ち続けるアカウントにはブックメーカーが制限をかけることがあります。
ダッチングが競馬で人気なのはなぜですか?
競馬のマーケットは出走頭数が多く、オッズの幅も広いので、2桁オッズの馬を2、3頭狙いたくなることはよくあります。ダッチングなら、そのすべてにバックして、どれが勝っても同じ利益を得られます。名前の由来も、一般に1930年代の競馬場とされています。
ダッチングに向いた選択はどうやって見つけますか?
難しいのはベット額の配分ではなく、実力以上のオッズがついた選択を見つけることです。Bet Heroの バリューベットスキャナー は、ブックメーカーのオッズをシャープなマーケットのオッズとリアルタイムで比較し、本当の確率より高いオッズがついた選択を知らせます。
出走馬全体ではなく、バリューのある選択をダッチング
ダッチングの良し悪しは、そこに含まれるオッズで決まります。ベット額を分ける前に、各選択のオッズをシャープなマーケットと比べましょう。パッケージのオッズが本当の確率を上回っていなければ、どう配分しても救えません。Bet Heroは400社以上のブックメーカーから、実力以上のオッズがついた選択をリアルタイムで見つけます。まさにダッチングに必要な材料です。